リコーダー運指表
ソプラノリコーダーとアルトリコーダーの運指表です。音をタップすると、押さえる穴とサムホールの開け方が図で表示され、バロック式とジャーマン式の違いもわかります。
表示は の記譜音です。五線譜の音符かピアノの鍵盤をタップしてください。 ← → で音を移動、 ↑ ↓ で運指を切り替え、 スペース で再生します。運指の出典: ティモシー・ライカード氏の運指ガイド(wfg.woodwind.org).
記譜音を答えてください。キー C 〜 B で回答し、 Shift と一緒に押すと♯になります(C=ド、D=レ、E=ミ、F=ファ、G=ソ、A=ラ、B=シ)。
リコーダー運指表の使い方
このリコーダー運指表では、最初にソプラノリコーダー(C管、記譜音ド4からレ6)を表示します。上の アルト ボタンでアルトリコーダー(F管、記譜音ファ4からソ6)、テナー でテナーリコーダーに切り替えられます。どの音も最初にバロック式の運指を示し、ジャーマン式で押さえ方が違う音は替え指として表示します。運指の出典は、ティモシー・ライカード氏の運指ガイド(wfg.woodwind.org)の基本運指表です。
五線譜の音符かピアノの鍵盤をタップするか、パソコンのキーボードの ← → で音を選びます。↑ ↓ でジャーマン式や替え指に切り替わります。図で黒い穴がふさぐ穴です。再生 か スペース で音が鳴ります。一覧 ではすべての運指を並べて表示し、運指表を印刷 でその一覧だけを印刷できるので、授業のプリントにも使えます。クイズ では図を見て音名を答えます(画面のボタンか、キー C から B で答え、♯は Shift と一緒に押します)。ドレミ / CDE のボタンで、ドレミ表記と英語の音名(C D E)を切り替えられます。選んだ表記はサイト全体で保存されます。オクターブ番号は国際式(科学的音高表記)で、ピアノの中央のドが ド4(C4)です。選んだリコーダーの種類も保存されます。
ソプラノリコーダーの運指一覧
ソプラノリコーダーのすべての音の運指を表にまとめました。数字はふさぐ穴で、0 は左手親指で押さえる裏の穴(サムホール)、1 2 3 は左手の人差し指、中指、薬指、4 5 6 7 は右手の人差し指から小指です。Ø はサムホールを少しだけ開ける(サミング)、6½ や 7½ は2つ穴の小さいほうだけをふさぐ、という意味です。
| 音(ソプラノ) | バロック式 | ジャーマン式(違う場合) |
|---|---|---|
| ド4 | 0 1 2 3 4 5 6 7 | |
| ド#4/レ♭4 | 0 1 2 3 4 5 6 7½ | |
| レ4 | 0 1 2 3 4 5 6 | |
| レ#4/ミ♭4 | 0 1 2 3 4 5 6½ | |
| ミ4 | 0 1 2 3 4 5 | |
| ファ4 | 0 1 2 3 4 6 7 | 0 1 2 3 4 |
| ファ#4/ソ♭4 | 0 1 2 3 5 6 | 0 1 2 3 5 6 7 |
| ソ4 | 0 1 2 3 | |
| ソ#4/ラ♭4 | 0 1 2 4 5 6½ | 0 1 2 4 5 |
| ラ4 | 0 1 2 | |
| ラ#4/シ♭4 | 0 1 3 4 | |
| シ4 | 0 1 | |
| ド5 | 0 2 | |
| ド#5/レ♭5 | 1 2 | |
| レ5 | 2 | |
| レ#5/ミ♭5 | 2 3 4 5 6 | |
| ミ5 | Ø 1 2 3 4 5 | |
| ファ5 | Ø 1 2 3 4 6 | Ø 1 2 3 4 |
| ファ#5/ソ♭5 | Ø 1 2 3 5 | Ø 1 2 3 5 7 |
| ソ5 | Ø 1 2 3 | |
| ソ#5/ラ♭5 | Ø 1 2 4 | |
| ラ5 | Ø 1 2 | |
| ラ#5/シ♭5 | Ø 1 2 4 5 6 | |
| シ5 | Ø 1 2 4 5 | |
| ド6 | Ø 1 4 5 | |
| ド#6/レ♭6 | Ø 1 3 4 6 +管の先をふさぐ | |
| レ6 | Ø 1 3 4 6 |
アルトリコーダーも押さえ方は同じで、音名が完全4度上になるだけです。すべての穴をふさぐと、ソプラノはド、アルトはファです。
バロック式とジャーマン式の違い
リコーダーには運指の方式が2つあります。バロック式(イギリス式)は1918年から1919年にかけてドルメッチが考案した方式で、この運指表では最初に表示します。ジャーマン式(ドイツ式)は、1926年にハルランがハ長調のファを簡単に押さえられるように改めたものです。ソプラノのファは、ジャーマン式では 0 1 2 3 4、バロック式では 0 1 2 3 4 6 7 と穴を飛ばして押さえます。そのかわりジャーマン式は、ファ#、ソ#、高いファとファ#の押さえ方が変わります。バロック式は B、ジャーマン式は G と表記されることが多いです。
楽器店の解説によると、日本の学校では小学校でソプラノ、中学校でアルトを使うことがほとんどです。小学校は♯や♭の出てくる曲が少ないためソプラノのジャーマン式、中学校は半音の多い曲を吹くためアルトのバロック式がよく使われています。自分の楽器がどちらかわからないときは、説明書を確認するか、ファを 0 1 2 3 4 で吹いて チューナー で確かめましょう。正しいファが出ればジャーマン式です。
運指図の見方
運指図では、リコーダーを吹き口を左にして横向きに描いています。管の下にある 0 の穴がサムホールです。6番と7番の穴は大きい穴と小さい穴が並んだ2つ穴として描いています。出典によると、イギリス式とドイツ式のリコーダーの多くは2つ穴ですが、安価な入門用には1つ穴のものもあります。小さい穴だけが黒い図は、下の小さい穴だけをふさぐという意味で、ソプラノのド#4やミ♭4がその例です。
サムホールが半分黒い図はサミングです。親指を曲げて爪の先を穴に当て、上に小さなすき間を作ります。出典では、ソプラノはラ5から上、アルトはレ6から上で、すき間をより小さくするよう勧めています。ソプラノのいちばん高いド#(アルトではファ#)は、管の先もふさぎます。出典では、管の先を脚に当ててふさぐ方法を挙げています。
ソプラノ、アルト、テナーの音域
ソプラノとテナーはC管、アルトはF管なので、同じ運指でも音名が変わります。ソプラノ以上のリコーダーの楽譜は1オクターブ低く書かれるので、このツールの再生ボタンはソプラノを記譜音より1オクターブ上で鳴らします。アルトとテナーの楽譜はふつう実音で書かれます。
練習は左手だけで吹けるシ、ラ、ソ(0と1、0と1 2、0と1 2 3)から始めて、右手を使う下の音へ進みましょう。穴は指先ではなく指の腹でふさぎ、息はやさしく入れます。音階は メトロノーム に合わせてゆっくり吹き、音符を読む練習は 譜読み練習、自分で練習曲を書くなら 五線譜の印刷 で五線紙を作れます。ほかの運指表:フルート運指表、トランペット運指表。
よくある質問
自分のリコーダーがバロック式かジャーマン式か、どう見分けますか?
説明書や楽器の表記を確認してください。バロック式は B、ジャーマン式は G と書かれていることが多いです。また、ソプラノのファの運指がジャーマン式では 0 1 2 3 4、バロック式では 0 1 2 3 4 6 7 です。
サミングとは何ですか?
左手親指で押さえるサムホールを、少しだけ開けることです。親指を曲げて爪の先を穴に当て、上にすき間を作ります。高い音域を出すときに使います。
ソプラノリコーダーのいちばん低い音は何ですか?
すべての穴(6番と7番の2つ穴の両方も)をふさいだドです。アルトリコーダーでは同じ運指でファになります。
ソプラノリコーダーは楽譜より高く鳴りますか?
はい。ソプラノの楽譜は実際の音より1オクターブ低く書かれます。このツールの再生ボタンは実際の高さで鳴らします。
アルトリコーダーの運指にも使えますか?
使えます。図の上のアルトを選んでください。押さえ方はソプラノと同じで、音名が完全4度上(ドではなくファ)になります。