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ピアノの音階

ピアノの音階を鍵盤の上で確認できるツールです。主音と音階を選ぶと、音名、全音と半音の並び、調号が表示され、上行と下行の音も聴けます。

全音と半音
度数

W = whole step (2 semitones), H = half step (1 semitone), W+H = a step and a half (3 semitones). Keyboard: Space plays or stops the scale, ← → move the key down or up a half step. Tap any key to hear it.

ピアノの音階ツールの使い方

ピアノで音階を練習するときは、ここで主音と音階を選んでください。鍵盤の上に主音から1オクターブ上までの音が印で示され、それぞれの音名が正しい綴りで表示されます。その下には、隣り合う音の間が全音か半音かが並びます。全は全音(半音2つ分)、半は半音(すぐ隣の鍵盤)、全+半は全音と半音(半音3つ分)です。その下に度数、調号、平行調が表示されます。見出しには「ハ長調の長音階」のように、日本で使われる調名が表示されます。

上行・下行で再生を押すと、選んだテンポで音階を上がって下り、鳴っている鍵盤が光ります。鍵盤を押せば、その音だけを鳴らせます。パソコンではスペースキーで再生と停止、左右の矢印キーで主音を半音ずつ動かせるので、12の長音階を順番に練習できます。ドレミとCDEのボタンで、音名をドレミと英語の音名で切り替えられます。

長音階:全 全 半 全 全 全 半

長音階(メジャー・スケール)は、どの主音から始めても「全音、全音、半音、全音、全音、全音、半音」の並びになります。ドから始めると白鍵だけの ド レ ミ ファ ソ ラ シ になり、これがハ長調の音階です。ほかの音から始めると黒鍵が入ります。音名の綴りには決まりがあり、A〜Gの7つの文字が1回ずつ順番に出てきます。そのため、1つの音階にはシャープかフラットのどちらか一方しか付きません。ヘ長調(F)が A# ではなく B♭ を使うのは、すでにAがあり、Bが必要だからです(F G A B♭ C D E)。

短音階は3種類

自然的短音階は「全 半 全 全 半 全 全」の並びです。イ短調の自然的短音階は ラ シ ド レ ミ ファ ソ で、ハ長調と同じ音をラから並べたものです。このためイ短調はハ長調の平行調といいます。和声的短音階は7番目の音を半音上げた ラ シ ド レ ミ ファ ソ♯ です。ファとソ#の間が全音+半音と広くなり、独特の響きが生まれます。旋律的短音階は6番目の音も上げた ラ シ ド レ ミ ファ♯ ソ♯ です。クラシックでは上がるときにこの形、下りるときは自然的短音階で弾くのが習慣で、このツールでは上行形を表示します。

音階一覧:15の長調と調号

長調と、同じ調号を使う平行調(短調)の一覧です。調号は、楽譜の各段の最初にまとめて書くシャープやフラットのことで、表では書く順番どおりに並べています。同じ鍵盤の音でも、嬰ヘ長調と変ト長調、嬰ハ長調と変ニ長調、ロ長調と変ハ長調のように2通りの書き方があります。

長調調号付く音(書く順)平行調
ハ長調(C)なしイ短調(Am)
ト長調(G)シャープ1個F♯ホ短調(Em)
ニ長調(D)シャープ2個F♯ C♯ロ短調(Bm)
イ長調(A)シャープ3個F♯ C♯ G♯嬰ヘ短調(F♯m)
ホ長調(E)シャープ4個F♯ C♯ G♯ D♯嬰ハ短調(C♯m)
ロ長調(B)シャープ5個F♯ C♯ G♯ D♯ A♯嬰ト短調(G♯m)
嬰ヘ長調(F♯)シャープ6個F♯ C♯ G♯ D♯ A♯ E♯嬰ニ短調(D♯m)
嬰ハ長調(C♯)シャープ7個F♯ C♯ G♯ D♯ A♯ E♯ B♯嬰イ短調(A♯m)
ヘ長調(F)フラット1個B♭ニ短調(Dm)
変ロ長調(B♭)フラット2個B♭ E♭ト短調(Gm)
変ホ長調(E♭)フラット3個B♭ E♭ A♭ハ短調(Cm)
変イ長調(A♭)フラット4個B♭ E♭ A♭ D♭ヘ短調(Fm)
変ニ長調(D♭)フラット5個B♭ E♭ A♭ D♭ G♭変ロ短調(B♭m)
変ト長調(G♭)フラット6個B♭ E♭ A♭ D♭ G♭ C♭変ホ短調(E♭m)
変ハ長調(C♭)フラット7個B♭ E♭ A♭ D♭ G♭ C♭ F♭変イ短調(A♭m)

音名と階名

日本の音楽の授業では、「音名」と「階名」を区別します。音名は、調に関係なく音の高さそのものを表す名前で、日本式ではハ ニ ホ ヘ ト イ ロ、シャープの付いた音は「嬰」、フラットの付いた音は「変」を前に付けて呼びます(嬰ヘ、変ロ)。調の名前の「ハ長調」「変ロ長調」もこの音名から来ています。階名は、その調の主音を基準にした相対的な名前です。

日本ではドレミを階名としても使い、主音を「ド」と読むやり方を移動ド、ドレミを音の高さそのものの名前として使うやり方を固定ドといいます。このツールのドレミ表記は固定ドで、鍵盤のドはいつもドと表示されます。移動ドで歌う場合は、長調なら主音をド、短調なら主音をラと読み替えてください。

教会旋法(モード)

旋法は、長音階をほかの音から始めた音階です。白鍵だけで7つすべてを弾けます。

旋法長音階の何番目から白鍵の例長音階との違い
イオニア旋法(長音階)1ド レ ミ ファ ソ ラ シ長音階そのもの
ドリア旋法2レ ミ ファ ソ ラ シ ド♭3、♭7
フリギア旋法3ミ ファ ソ ラ シ ド レ♭2、♭3、♭6、♭7
リディア旋法4ファ ソ ラ シ ド レ ミ♯4
ミクソリディア旋法5ソ ラ シ ド レ ミ ファ♭7
エオリア旋法(自然的短音階)6ラ シ ド レ ミ ファ ソ♭3、♭6、♭7
ロクリア旋法7シ ド レ ミ ファ ソ ラ♭2、♭3、♭5、♭6、♭7

ツールで旋法を選ぶと、同じ音を使う元の長調とその調号が表示されます。たとえばレのドリア旋法ならハ長調です。度数の行を見れば、どの主音でも長音階との違いがわかります。

練習のヒント

ピアノのツール: バーチャルピアノ · ピアノコード表 · 和音判定

よくある質問

長音階の並びはどう覚えればいいですか?

「全 全 半 全 全 全 半」です。全音は鍵盤を1つ飛ばした隣、半音は白鍵か黒鍵かに関係なく、すぐ隣の鍵盤です。ドから弾くと、ミとファ、シとドの間だけが半音になります。

長音階と短音階の違いは何ですか?

自然的短音階は、長音階の3番目、6番目、7番目の音を半音下げた音階で、並びは「全 半 全 全 半 全 全」です。ハ長調は ド レ ミ ファ ソ ラ シ、ハ短調の自然的短音階は ド レ ミ♭ ファ ソ ラ♭ シ♭ です。

ハ長調やイ短調という名前はどこから来ていますか?

日本式の音名から来ています。ドはハ、レはニ、ミはホ、ファはヘ、ソはト、ラはイ、シはロで、シャープは「嬰」、フラットは「変」を付けます。ハ長調はドが主音の長調、イ短調はラが主音の短調です。

指使いも表示されますか?

いいえ。表示するのは音、全音と半音の並び、調号です。音階の指使いは音階によっても、先生や教本によっても違うので、習っている先生や教本に従ってください。

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